通信販売・ダイレクトマーケティング・D2Cのクリエイティブ研究室

重要となっているエビデンス活用2

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前回の記事では、広告制作の中でエビデンス活用が求められている背景と、一例について記載させていただきました。今回はその続編です。

 今回は「冠」について記載させていただきます。

多くの広告で、「売上ナンバーワン」などのコンテンツを見ることがあると思います。こういったコンテンツのことを「冠」と表現して当社では扱っています。このナンバーワンは非常に取得するのにテクニックが必要であるというのもありますが、とても汎用性の高いコンテンツだと考えています。

その理由として、ナンバーワンという冠のいいところは、広告のトップの部分の「興味を引く部分」だけではなく、後半のSolution部分の信頼性を担保するコンテンツとしても使うことができる。そして、Action部分の最終の誘導部分のときに「ナンバーワンキャンペーン」と銘打って誘導するなど、PASONAの表現で困った部分に使いやすいというメリットが有りいます。

そして、コンテンツサイズも大小コントロールできるため、インターネットの広告であれば、バナー、リスティングのテキスト、記事広告などでも使いやすく、取得後のパフォーマンスが高いです。もし、「ナンバーワンという冠」一つで3%向上させる程度の力だとしても、何回も使えるという点で複利の効果のように全体に寄与するコンテンツと言えます。

PASONAを整えることが難しくなっている昨今であるからこそ、取得に力を入れてもい鋳物と言えます。

 冠アイコンの種類としては、多く存在します。「売上ナンバーワン」などは、リサーチ会社様との連携が必要になります。例えば「コスメ売上ナンバーワン」は流石に取れませんが、特徴的な成分が入っていて「〇〇配合美容液売上ナンバーワン」であれば、コスメ全体よりも取りやすくなります。このように売上ナンバーワンというものも自社のカテゴリーを丁寧に細分化することで取得ができる可能性が上がります。

それ以外では、商品評価をアンケートなどでとる「人気ナンバーワン」などの方法を提供しているリサーチ会社もあります。

このようにナンバーワンなどの冠は取れないと思い込まず「どうやったら取れる可能性が上がるのか?」などの方法を常に考えていき、取得したときにしっかりと活用できるノウハウを持っていると小さな冠を積み重ねて大きな冠につなげていけるという流れになります。

今回は広告制作の「エビデンス」の活用として「ナンバーワン」についてお話させていただきました。また別のコンテンツもご覧いただければと思います。

次の記事はこちら→重要となっているエビデンス活用3

マジワン
この記事を書いた人
福岡のプランニングエージェンシー「マジワン」が運営するLABの管理人。 ダイレクトマーケティングコンサルタント/クリエイティブディレクター/プランナーとダイレクトマーケティングでの長い経験から、幅広くサポートします。 デジタルからオフライン、新規広告からCRM、そして商品開発と新しいアイディアを横断しながら実践しています。売上アップのための仮説と実証を繰り返しながら、マーケティングという社会実験を楽しんでいます。
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