通信販売・ダイレクトマーケティング・D2Cのクリエイティブ研究室

通信販売企業の業務範囲の広さ

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今回は、当社がよくお手伝いをする通信販売の企業の業務範囲の広さについて書いていきたいと思います。
このテーマを扱う理由としては、主に制作を行い広告を手伝う支援企業においては通信販売の企業において広告はとても大事な業務であると考えています。これはもちろん正しいのですが、通信販売のビジネスは自社で多くの業務をこなしているため広告だけの業務をしているわけではないという事情があるという点と、全体を理解しないと今修正している内容のポイントが理解できない事があるという点を理解する必要があるためです。

通信販売というのはどういうビジネスかというと、仕入れをして販売のみに特化した企業もありますが、利益を最大化しようと考えると、上流の工程である商品企画から考え開発し、販売の後、顧客を育成するという工程、その背後にあるフルフィルメントもやる必要があります。

つまり通信販売の企業が考えていることは、ただ目の前の商品を販売することよりも全体を見ていて、支援側における「マーケティング」と通信販売企業の考える「マーケティング」に違いが出ることがあります。
そのため、制作を行うクリエイティブディレクターにも、ランディングページを作るときに、通信販売企業の考える「マーケティング」というレベルまで考える必要があることが今後一層増えてくると思います。

商品企画の難易度や、苦労。そして今後顧客を育成するプランや、フルフィルメント上の課題なども理解することでランディングページにどんな情報を落とし込むかを考えることができます。
そして通信販売企業としても本来は表現などを任せたいケースもあると思いますがそういった細かい部分においてかゆいところに手が届くように制作を作っていくには、広告や制作パートナーへの事業オリエンテーションなどの機会も作る必要が出てくると思います。

今はそういった関係性を作って制作を行っているシーンはまだ少ないと感じていますが、今後は複雑化する中で、単なる制作パートナーではなく、事業のパートナーとして動いてくれるチームを作るためにも取り組み方を変えていく必要があります。

ということで、今回は、「通信販売企業の業務範囲の広さ」というテーマで今後の通信販売企業と広告・制作パートナーとの関係性の変化について記載させていただきました。また、また別のコンテンツもご覧いただければと思います。

マジワン
この記事を書いた人
福岡のプランニングエージェンシー「マジワン」が運営するLABの管理人。 ダイレクトマーケティングコンサルタント/クリエイティブディレクター/プランナーとダイレクトマーケティングでの長い経験から、幅広くサポートします。 デジタルからオフライン、新規広告からCRM、そして商品開発と新しいアイディアを横断しながら実践しています。売上アップのための仮説と実証を繰り返しながら、マーケティングという社会実験を楽しんでいます。
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