通信販売・ダイレクトマーケティング・D2Cのクリエイティブ研究室

【マジワンの目】LPを見ればわかる!?その企業の状況や販売戦略

マジワンは、日頃からクリエイティブの制作だけでなく、コンサルティングやプロジェクトマネージャーなどでクライアントの事業に参画し、組織の課題解決のお手伝いをさせていただいております。そんな、私たちがクリエイティブから何を見て、どのように分析しているのか・・・。その視点や関わり方を【マジワンの目】と称してお伝えするシリーズです。LPから多くの情報を読み解く“ものの見方”について、全4回でお伝えしていきます。

まず、LPをはじめとしたクリエイティブを制作する上で、クライアントに対してヒアリングを行って内容を詰めていくという進め方があります。もちろんマジワンが行うクリエイティブ制作においてはもちろん、コンサルティングでも、まずはクライアントについてしっかりと情報を集めてから仕事をします。

しかし、実は口頭で実情などの感情が入ってしまう定性的なヒアリングはあまり行っていません。では、どのように情報収集・整理しているのか?

今回は、どこに着目をし、何に耳を傾ければ、欲しい情報がとれるのか。ここにフォーカスしてお伝えしていきましょう。

ヒアリングで収集する項目とは?

クリエイティブ、たとえばLPを制作するために、一般的にヒアリングする項目とはどのようなものでしょうか?どの企業も、次のような内容を確認するのではないかと思います。

  • 訴求する商品・サービス
  • ターゲット層
  • 強く打ち出す要素
  • ページのトンマナ
  • 予算 等

クリエイティブを制作する上で、上記のようなクライアントの情報を的確に知ることは重要です。しかし、企業の担当者からヒアリングすることだけが情報収集の方法ではありません。特につながりが浅いうちは数字などの情報が非公開だったり、担当者が誤解したりしているケースも多いでしょう。だからこそ、より深く情報をキャッチしていく必要があります。

マジワンは、〇〇から情報を集めます

では、最初にお伝えしたように、定性的なヒアリングを行っていないマジワンは、企業をどのように分析しているのでしょうか?

実は、クライアントがやっていること、売上やこれまでのやってきたことなどを、定量的な情報として資料をいただき、これまでの行ってきた既存のクリエイティブとその成果などを確認することで情報を集めています。もちろん、その上で不足または必要になった事項はヒアリングを行いますが、まずは定量的な情報を整理し、定性的な情報は、極力制作物などのアウトプットされた形を見て判断しているということです。

実は過去の制作物といった上記のような内容は、クライアントのためになるクリエイティブ制作を行う上で、宝の山といっても過言ではありません。ひとつひとつの情報を意識して深掘りしていくことで、より多くの情報をキャッチすることができます。クライアントにヒアリングをする前に、自分の目で見て、聞いた内容から確認する習慣を付けてみてはいかがでしょうか。

クリエイティブは語る

クライアントの既存クリエイティブからわかることが、たくさんあります。

デザイン面の好みはもちろんですが、どこで、どのように売りたいと思っているか。ターゲット層はどの辺りなのか、そしてどの位置を狙っているのか。売っていきたい商品の販売戦略におけるクライアントの認識など・・・。

既存のクリエイティブをよく観察することで、多くのことを理解できます。

以上です。
クライアントの過去のクリエイティブをよく観察すると、今後のクリエイティブ制作に役立つほとんどの情報が含まれていることが多いです。そのため、自分の目で見て、聞いたことを大切にしていきましょう。次回の【マジワンの目】では、マジワンがクライアントのLPからどのように情報を読み取っているのか、具体的にお伝えしていく予定です。また別のコンテンツもご覧いただければと思います。

マジワン
この記事を書いた人
福岡のプランニングエージェンシー「マジワン」が運営するLABの管理人。 ダイレクトマーケティングコンサルタント/クリエイティブディレクター/プランナーとダイレクトマーケティングでの長い経験から、幅広くサポートします。 デジタルからオフライン、新規広告からCRM、そして商品開発と新しいアイディアを横断しながら実践しています。売上アップのための仮説と実証を繰り返しながら、マーケティングという社会実験を楽しんでいます。

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