以前に、商品のUSPについて記事をあげさせていただきました。もちろんUSPについて直ぐに浮かぶわけではありません。今回は伝えるべきポイントを見つけるキークエクションについてお伝えしたいと思います。
一応、重要になってくるのは、
「人」「モノ」「企業」という観点で、5W1Hを当てはめて考えていくということです。ビジネスマンの基本として5W1Hについては聞いたことがあるという方もいると思いますが、整理しますと
When:いつ
Where:どこで
Who:だれが
What:なにを
Why:なぜ
How:どのようにして
の頭文字ですね。
これを「人(ターゲットとなる方)」について焦点を当てると、いつその商品を使うと一番喜ばれるが、どこで使うか、どんな悩みを解決するか、どうしてこれを使うのか?
人に焦点を当てると喜んでもらえるシーンや何が競合になっているかなどが具体的にはっきりとしてくることがあります。
そして、表現の幅も広がります。その一例としては美容サプリメントなどでも、「肌」とは表現できませんが、「鏡を見たときに」といった表現のようにどんなシーンで使っているかを想像すると周りにあるものでイメージをしてもらうことが可能になります。
人においては「どんなときに役に立っていますか」と、「どんなときに悩みが顕在化するか」という表と裏の部分を考えることができます。
次が、「モノ」つまり商品に対してスポットを当ててぁ考えます。これも基本的に5W1H、「誰が作ったの」、「製造方法において、重要な時間や期間があるか」ということを一つずつ整理して考えていきます。この期間というのは一例で言いますと、酵素や醤油などであるような、「2年間じっくりと熟成させました」といったことですね。あと、「製法(どのように)」、「価格」などを含めて、5W1Hを丁寧に考えていきます。
そして、最後が企業となりますが、これは大きな企業など歴史がある企業においては非常に重要なクエスチョンとなります。このように、ターゲットになっている「人」、商品の「モノ」、「企業」、その3つを深堀っていくというのがあります。
制作の企画部分で行き詰まったらこのやり方を思い出して一度紙に書いてみると整理できるかもしれません。発想の偏りなども見えてくるので良いと思います。
今回は「伝えるべきポイントを整理するキークエスチョン」についてお話させていただきました。また別のコンテンツもご覧いただければと思います。