通信販売・ダイレクトマーケティング・D2Cのクリエイティブ研究室

エビデンスの重要性についての事例公開

デジタルマーケティング

以前の記事、重要となっているエビデンス活用の第2回で、ナンバーワンのエビデンスの活用について記載しましたが、今回部分的に売上の情報を公開してもいい事例ができましたので、公開させていただきたいと思います。
予め記載しますと今回のグラフは、ショッピングモールのものでありまして、オフライン広告のデータは含んでおりません。ナンバーワンのリサーチはオフラインの広告を含んだ形で行いましたので、ご了承ください。

まず今回ナンバーワンを取得した商品情報について簡単に記載しますと、自然由来成分のサプリメントでして、競合は少ないカテゴリーではあるものの、競合の中に大手企業があるため市場シェアを独占されている状況となり、その中で販売に苦しんでいたという経緯があります。
基本的な戦略としては、大手の競合が喚起している需要に相乗りする形で選んでもらうという形となるので、ショッピングモール等が主力のが商品としていました。一方でその「スイッチしてもらう」コンテンツが作れずにいました。そのため、とりわけインターネットので販売には苦戦していたという背景があります。

ですので、上記グラフの序盤のように長い間、販売数としてはこのモールでは売れていないという状況でした。ナンバーワンを取ってから、広告でも使えるようになってきたので、流入が増えるようになってきました。その後、ショッピングモールにおいて、口コミが増え、それが副次的な効果になって売り上げが上がってくるという成果が出てきました。
結果、このグラフのとおり、ナンバーワン取得前は水平に動いていた状況が、短期間で何十倍にも売上が出てくるという結果となりました。

もちろん、上記に解説したとおり、ナンバーワンを取っただけという効果ではなく、流入が入ることで、広告効率が良くなり広告投下をできるようになったこと。そして口コミが後押ししてくれたことなどが要因ではありますが、まずこの購入のきっかけ作理になった頃は重要であると思われます。

ということで、改めてナンバーワンというエビデンスののポイントをおさらいしますと、
ナンバーワンというアイコンはアイキャッチになりやすく、集客のコンテンツとして有効な施策であった点。
そして、同時に説得要素にもつながる点。
加えて、プラシーボ効果もあるとおもいますが「一番のものはいいはずだ」という、リピート性も高まる点があると考えます。

こういった条件が比較的うまくはまったという形の事例かと思い、今回の共有とさせていただきます。

今後もこのように、企業の情報ですので公開できる範囲は限られるかもしれませんが、極力プロモーションの良い事例をお伝えしていきたいと思います。
今回は「エビデンスの重要性についての事例公開」についてお伝えさせていただきました。またその他のコンテンツもご覧いただければと思います。

マジワン
この記事を書いた人
福岡のプランニングエージェンシー「マジワン」が運営するLABの管理人。 ダイレクトマーケティングコンサルタント/クリエイティブディレクター/プランナーとダイレクトマーケティングでの長い経験から、幅広くサポートします。 デジタルからオフライン、新規広告からCRM、そして商品開発と新しいアイディアを横断しながら実践しています。売上アップのための仮説と実証を繰り返しながら、マーケティングという社会実験を楽しんでいます。
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