今回は、ランディングページの役割について書いていきたいと思います。
まず、このランディングページについてを話す前に、「ダイレクトマーケティングとは」について簡単に説明をしてから話していきたいと思います。
ダイレクトマーケティングについて簡単にまとめると、
「メディアを通じたメッセージにより購買に導くという手法」、本来は何かのメデイアを通して売るというよりも、何か消費者に動いてもらうというのが一番近いんですけれども、この場合はわかりやすく「購買」というふうに明言しています。
例えば、対面販売をお店をしようと思ったら、この人はどんなお客かなというのを来店時の容姿や雰囲気なんかを見て「少し話す内容を変えてみようかな」ができるんですけれども、ランディングページを含めてメディアというものは、お客さんに合わせて表示内容をコロコロ変えるということはできないので、あらかじめ「購買」までをプロセスを一定度理解しておかないと売ることができません。
1つのLPで最大に売っていくということは、お客さんがこういうことを考えているだろうな、こういうふうに動くだろうな、という部分の最大を考えていき作成するというプロセスになります。こういった「消費者の購入までの心理」と、ランディングページの役割を合わせながら見ていくことが重要です。
購買までの心理を、AIDMA(アイドマ)というのがあります。
これはマーケティングのいわゆる教科書みたいなものにも絶対に載ってくるんですけれども、1920年代のレベルの、かなり昔のマーケティング理論で、Attention(アテンション)注意を引き付ける、Interest(インタレスト)興味を起こす、Desire(デザイア)欲望を駆り立てる、MがMemory(メモリー)でAがAction(アクション)というふうに、「消費者は知った後にだんだん欲求を持って買う」ということですね。
こういった部分を一つ一つ、順番として理解していかないといけないということです。商品の理解は階段を上がるように1個ずつ順番をたどるということを思っておかないと、ぱっと見てすぐに買うみたいなことはないということを書いています。
どんどん1個ずつ上がっていって、「トライアルを購入」、その後、満足というか「使ってみて良かったな」といって「もう一回買おうか」とか、「定期顧客になろうか」とか、そういう部分をやっていく感じですね。
その中でランディングページの役割というのは、検索で調べたり、何かのバナーに興味を持ってクリックしたりして入ってくることが多く、商品を知っていてちょっと興味を持っている状態となりますので、興味を持った人をほぼ確実に購入してもらうような「説得を丁寧に行うストーリー作り」が、ランディングページには一番求められる部分になります。
この全体構造とそれぞれの役割を理解していきますと、比較として記載していますテレビのインフォマーシャルなどのオフライン広告と言うのは、アテンションの部分からやらないといけないので、広告づくりに少し違うテクニックが求められることになります。
このメディアごとの役割をしっかりと理解すると作るべき表現についても取捨選択がしやすくなります。是非これからの広告でこういったことも活かしていただければ幸いです。
今回は「ランディングページの役割」についてお話させていただきました。また別のコンテンツもご覧いただければと思います。