通信販売・ダイレクトマーケティング・D2Cのクリエイティブ研究室

ダイレクトマーケティングにおけるパートナー企業の選び方①

先日、スタートライズ様のサイトで「EC事業のデジタル化が進まない理由」というコラム記事を書かせていただきました。オフライン広告のデジタル移行が進まない理由のひとつとして、パートナーを含めた社内の依存という部分が大きいと考えています。なんらかのプロセスをどこかに依存しているからこそ、その部分が原因となってデジタル移行がうまくいかないことが多いのです。

その記事に絡め、今回のマジワンラボでは「ダイレクトマーケティング企業がパートナー企業を選ぶときに重要なポイント」という観点からお話をしていきたいと思います。

ダイレクトマーケティングの企業が、パートナー企業を選ぶ際に重要なポイント

まず、パートナー企業を選定する際、以下の要素を考慮するのが一般的です。

  • マスト:基本として、ないといけないもの
  • ニード:仕事を円滑に進める上で、必要となる条件
  • ウォント:絶対ではないけれど、満たされると更に良い条件

ビジネスマンの基礎といっても過言ではない「マスト」な要素

マストの部分は、ダイレクトマーケティングの企業でなくても当たり前のように押さえておくべきポイントです。もちろん、マジワンではこのようなマスト部分を満たすべく行動しています。

1.信頼性と信用性

まず、提案などにおいて、数字や事例の取り扱いがしっかりとなされているのか?という点を確認することが必要です。セキュリティの問題を理解しているか、正しい情報を伝えてきているか、話を信用できるかなど、人として付き合う上で根本的な部分になります。その人に、自社の予算を預けられるか?という信頼性は必須条件と言えます。

例えば、勝手に他社の情報や数字を開示する(いわゆる口が軽いタイプ)ような人物は要注意です。会社としてルールを守り、開示できる情報・できない情報などの線引きができているかどうかがわかります。また、「自分の会社は、〇〇%くらいの売り上げ貢献ができる」などの提案に対し、その数字の根拠や背景などが提示できるかも確認してください。また、メリットだけでなくリスクも説明してくれるかなども重要なポイントと言えるでしょう。

2.データ品質とセキュリティ

データの取り扱いなど、最低限の部分で問題ないか?という点をチェックしてみてください。品質だけでなくセキュリティ的な観点からも問題がないか確認しましょう。

例えばマジワンで言えば、デザイン会社を選定する際に「入稿できるレベルのデータを作ることができるか」という技量をチェックします。もちろん、その技量には“品質”も含まれます。
そして、セキュリティで言うと、やはり情報漏えいの問題ですね。具体的に言うと、コロナ禍ということもあり在宅勤務でデザインをするデザイナーさんが増えました。それに伴い、情報漏えいが気になったので、「どういった形でデータ管理をしているのか」といった部分は確認するようにしていました。

また、レポーティングも気になるところです。広告におけるレスポンスを含めた部分のレポーティングを出すときに、自社の見解などを含めてしっかり提出できる体制があるかなどの点も確認しておきたいところです。コールセンターのアウトソーシングも、こういったレポーティングの体制があるかどうかは重要ですよね。

なお、上記の2項目は「パートナーとして」というよりも、ビジネスマンの基礎という感じかもしれません。
しっかりとチェックしておきたいのは、担当者の人としての信用や信頼、そして企業としての信用や信頼の両方です。最初の面談でこの部分を見抜くことが難しそうな場合、少額(最低ロットなど)の取引で数回やってみて、問題がなければ徐々に増やしていくという形にするのが良いかもしれません。

なお、これはどの会社にも言えることですが、パートナー選定において最初からどんと大きく預けるようなことはせず、日々のコミュニケーションの中で上記の項目などを確認していくのが大事かもしれません。

以上です。
今回は、ダイレクトマーケティングにおけるパートナー企業の選び方のポイントから「マスト」の部分を解説しました。次回は「ニード」と「ウォンツ」を掘り下げてお伝えする予定です。
また別のコンテンツもご覧いただければと思います。

マジワン
この記事を書いた人
福岡のプランニングエージェンシー「マジワン」が運営するLABの管理人。 ダイレクトマーケティングコンサルタント/クリエイティブディレクター/プランナーとダイレクトマーケティングでの長い経験から、幅広くサポートします。 デジタルからオフライン、新規広告からCRM、そして商品開発と新しいアイディアを横断しながら実践しています。売上アップのための仮説と実証を繰り返しながら、マーケティングという社会実験を楽しんでいます。

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