通信販売・ダイレクトマーケティング・D2Cのクリエイティブ研究室

ランディングページの今後について[質問を頂きました]

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通信販売をされている企業様から質問をいただきました。同じ趣旨の質問が複数ありましたのでこれをピックアップさせていただきます。

「ランディングページの効果はいつまで続くと思いますか?」

この質問の背景というのは、これは恐らくであるんですけれども、近年法令の適用が厳しくなってきている部分で例えば指摘を受けたりとかする中で、ランディングページの強さを以前ほど強くできなくなってきた。
なので、長年続けてこられてきている企業様ほどランディングページがどんどん弱くなってきて、意味がなくなってきているように感じているということかなと思います。

その中でアフィリエイトであったり、コンテンツマーケティングの別のサイトを作っていくような手法が出てきているという部分でLPの価値は今後なくなっていくんじゃないかというふうな話かなと思います。
この部分、補足的な話になるんですけれども、今までこのLPというのが強くできてたポイントというのは知的がなかった分だけ景品表示法に比較的に抵触するようは表現を使われていた方もいるからというのもありますけれども、やはりこのLPという構造上、パソナ。
これは別のコンテンツでも出していますけれども、このLP特有の流れを一つのページで完結して出せていること。これは非常に効率のいい広告手法なのかなと思っています。
そこから考えるとLPの効果がなくなるというよりは、LPの役割があればLPの効果がなくなるということは僕はないと思っています。その部分でLPがどれだけ強くコンテンツを維持できるのかということが一番重要かなと思っていますし、今のこの背景が正しければこのオフライン広告を行っているのであればチラシはどこまで続くのか、テレビはどこまで続くのか。ひいてはこの通信販売というやり方の中でワンメディア、ワンメッセージというやり方がどこまで続くのかということの質問かなと捉えています。

ここの部分のところを考えていくとやはり現状例えば店頭と置き換えますと全ての商品を売りたいメーカー様、店頭のフェイスをキープ、取ることはできないので例えばコンビニの売り場を中小企業は取ることというのはかなり難しいので、そう考えていくとまずこの通信販売という販売手法そのものはなくなることはないのかなと思っています。
LPを以前も書いたとおり、説得に強いやり方であることを考えればよりいい企業が求める値段でしっかりと納得していただくだけのストーリーを作るという部分でいえば、LPというか広告というのは欠かせないかなと思っています。

なので、個人的にはこの中長期で必要になっていくことというのは、このLPの役割をいかに維持するかということかなと思いますが、この維持していくためのポイントはやはり今考える部分というのはエビデンスをいかに的確に持ちながら表示できる部分をしっかり出していくのかということだと思います。

現状、この景品表示法に関しては厳しくなったというよりは厳格に適用するようになったというふうに僕は考えていますので、しっかり景品表示法の中に書いてあることに沿って確認し、指摘していっているという流れでいけば、今企業が考えるべきことというのはそこにしっかりと適用した形のランニングページの在り方を考えていくことというのが重要なポイントかなと思っています。
それをやっていくポイントというのはやはりエビデンスを持つこと。機能性表示であったりとか、そういった効能を入れる部分のエビデンス。それ以外の表示内容においてもエビデンスをしっかり持っていくということが一番重要な対応になるのかなと思っています。

ただ、一方で今までのように例えばリスティングからすぐLPみたいな形での購買というのは段々少なくなっていくのかなと思っています。
そのぐらい今、バッて飛びついて買うという感覚よりはいろんなメディアを見ながらカスタマージャーニーという表現がありますけれども、そういったユーザーさんがいろんなメディアを見ながらLPに行きついて購入されているのかなと思うので、例えばショッピングモールの口コミであったり、SNSの中での口コミであったりを見ながら購入されているという方が多いのかなと思うので、そういった部分の多面的というか多角的なメディア戦略をしっかり敷いていくということが重要にはなってくるかなと思います。

なので、LPが効果がいつまであるかというよりはLPの役割が少し変化していくというふうな表現が正しくなるかなと今後においては思います。
話が飛んじゃってすみませんけれども、LPの効果を一つのメディアでしっかりと説得していくという役割から、多くのメディアの集合店としての購買ポイントになっていくというのが今後の役割になっていくかなと。なので、今まで求めていた効果としては他の部分。例えばパソナでいうとP部分に関してはこのメディアがやるよとか信頼をもっと得ていくためのコンテンツの中でSNSの口コミであったり、ショッピングモールの口コミはこの部分が担当するよみたいな部分とかの役割分担がメディアごとに行われていくかなと思うのでLP一本で戦えなくなっていくというのは正しいかなと思います。

なので、企業の努力としてもそういった多くのメディアの情報であったり、消費者、ターゲットにしているお客層がどういった行動をしているか。そういった部分をより丁寧に調べながら対応していくということが重要な時代には変わっていくかなと思います。

これで一応今回質問であったランディングページの効果はいつまで続くのかに対する回答とさせていただければなと思います。以上となります。また別のコンテンツも見ていただければと思います。

マジワン
この記事を書いた人
福岡のプランニングエージェンシー「マジワン」が運営するLABの管理人。 ダイレクトマーケティングコンサルタント/クリエイティブディレクター/プランナーとダイレクトマーケティングでの長い経験から、幅広くサポートします。 デジタルからオフライン、新規広告からCRM、そして商品開発と新しいアイディアを横断しながら実践しています。売上アップのための仮説と実証を繰り返しながら、マーケティングという社会実験を楽しんでいます。
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