通信販売・ダイレクトマーケティング・D2Cのクリエイティブ研究室

クリエイター育成におけるインプットの重要性2

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前回は「クリエイター育成におけるインプットの重要性」について記載させていただきました。、今回は、続きということで、どのくらいの割合をインプットに費やすことが良いか?というイメージについてお話をさせていただきます。

初期段階においては、周辺情報をとにかく集めるといったことが有効です。その中で徐々に質のいい情報だけに絞っていくと、効率は良くなります。
本当に良質な情報だけを知ればいいというのは、フェーズ3ぐらいの状況ではないかと思います。ここまで来ると、同じ仕事をするとしてもかなり効率よく行動ができてくるので、インプットに割く時間は、初期段階からくらべれば、10分の1ぐらいの時間で済むケースが出てきます。
逆に考えますと、最初の頃は10倍とまでは言わずとも、4~5倍はインプット(情報収集)に時間を掛けていた方がいいと思います。もしも、新しくクリエイティブをやる方がいればとにかく色んな情報を集めていくということをしていただいたほうが、将来的な成長ということを考えると良いと思います。

よく、「良書を教えてください」というお話をする方がいますが、できれば、その良書を自分で探す方法を考えるといいと思います。本を何十冊も読むと「この本の言っていることは正しいけれど、この本は言っていることは、少し間違っているな」ということがわかってくることがあります。良い情報は何ですか?と人に聞くよりも多くの情報に触れて良い情報を自ら選別できるスキルを身につけるほうが、長期的に重要なスキルではあります。
これはクリエイティブでも同じで、インプットを多くすることで、情報の選別速度が上がり結果、効率が良くなります。

変化の大きい世の中では、何か新しいことにチャレンジしていくことは今後も増えてくると思います。その基礎から勉強をしようと思うと、とても複雑な労力がかかり、「〇〇をするだけでいい」という簡単に見えるノウハウに手を出しがちですが、結果的にはしっかりと基礎から学んで時間をかけたほうが近道になると私は考えています。

今回も前回に引き続き「インプットの重要性」についておつたえをしました。
次回は、インプットのための時間の使い方について記載したいと思います。
また別のコンテンツもご覧いただければと思います。

マジワン
この記事を書いた人
福岡のプランニングエージェンシー「マジワン」が運営するLABの管理人。 ダイレクトマーケティングコンサルタント/クリエイティブディレクター/プランナーとダイレクトマーケティングでの長い経験から、幅広くサポートします。 デジタルからオフライン、新規広告からCRM、そして商品開発と新しいアイディアを横断しながら実践しています。売上アップのための仮説と実証を繰り返しながら、マーケティングという社会実験を楽しんでいます。
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