コピーライティングの書籍であったり、ブランディング広告の表現を見ている方は、「コピーライティング」というと、自分だけの視点であったり、独創的な表現を使うと思っている方が多いように感じます。
マジワンの見解としては、サービスが伝わる表現であればどのような表現を用いてもいいと思っていますが、景品表示法などの表現に係る法令を踏まえると、独創的な表現を使うことで差別化を図ることも必要であるとは思います。
一方、通販におけるコピーライティングは、セールスプロモーションに直結するライティングという意味でセールスコピーという言い方をしたりします。このセールスコピーに変わった表現は求められていません。むしろ極力多くの方にわかり易い表現が必要です。
※誤解を招かないように記載をしますが、広告手法として、通信販売の広告にブランディングの視点が不要ということではありません。
セールスコピーにおいては、ユニークさよりも、「より相手を理解して、それを言葉に落とし込んでいく」ことが重要です。
例えば、
・興味がある人
・欲しいと感じた人
・買いたい人
それぞれのターゲットに対して必要となる情報は異なります。そのため、段階ごとに考えていくことが必要です。どんな人がどの状態にいて、その人が求めている情報は何なのか…。
このように、相手を考え情報をつなげていくイメージです。
相手はこんな人、こんな場面、こんな状況にいるから、こういう表現をしよう。
というように、まずはターゲットをイメージすることが大切です。
セールスライティングでは、ここが一番考えなければいけないところです。
もちろん、ブランディングにおいてもターゲットを設定することがとても重要ではありますが、そのコピー作成の工程が冗長に記載できることからよりシステマチックに思考することができるという点が違いだと思います。
このような、これまでで言うブランディングのための広告表現と言われるものはダイレクトマーケティングでも使われつつあり、表現のテクニックは混ざりつつありますので、この点についてはあらためて、深ぼって記載させていただきたいと思います。
今回は「セールスライティングについて」について記載させていただきました。
また別のコンテンツもご覧いただければと思います。