前回、現在のクッションページにおける完成形とホワイト広告で注目されているスタイルについて解説しました。後編では、今後のクッションページはどう進化するのかを解説していきます。
いまの時点で見えてきているのは、“リッチコンテンツ化”がさらに加速するということ。
なぜなら、動画は「ちゃんと見てもらえる」という強みがあるからです。
スクロールを誘導しやすく、ページの離脱を防ぐ力もある。
そのため、「ちょっと見てみたい」と思わせる仕掛けが、これからますます重要になってきそうです。
では、具体的にどんな方向に進化していくのでしょうか?
今後注目される3つのスタイルをご紹介します。
ここまで、
という3つの視点から、クッションページの現在地と今後を整理してきました。
そして、どの流れにおいても共通して見えてきたキーワードがひとつあります。
それが──「動画」です。
かつて主流だったのは、“文章をしっかり読ませる”スタイル。
でも今は、そもそも「ページが読まれない」という前提に立たなければなりません。
つまり、
「どう読ませるか?」ではなく、
「読まなくても理解してもらうには?」という視点が必要になってきたのです。
これまでも、写真を多く使った“絵本のような構成”で視認性を高めてきましたが、これからはさらに一歩踏み込んで、「伝える力」を持った動画やコンテンツ設計がカギになります。
そのためには、ただ動画を作るだけではなく、
といった視点も欠かせません。
大手企業やホワイト広告のように、表現にさまざまな制約がある中でも、ユーザーにどう伝えるか?は避けて通れないテーマです。
「文章が読まれない時代に、どうすれば伝わるのか?」
その問いに向き合いながら、“読まれなくても伝わるクッションページ”をどう設計していくか。
これが、これからのクッションページに求められる大切な視点だといえるでしょう。
今回は2回に分けて、今のクッションページのかたちとホワイト広告に求められる次のスタイル、そして、今後はどのように進化していくのかをお話しをさせていただきました。クッションページついては別のコンテンツもございますので、ぜひ興味のある方は、「クッションページ」の関連記事もご覧ください。