通信販売・ダイレクトマーケティング・D2Cのクリエイティブ研究室

景表法を意識しながら言いたいことを表現する基本テクニック解説4

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これまで第一弾第二弾第三弾とテーマに沿って記事を書いてきましたが、今回は表現を行うテクニック4です。

前回も記載しておりますが、テクニックと言ってもシンプルな言い換えのテクニックと言うよりも大きな考え方になります。そのため、今回は以前に使ってきた事例を用いていますので現時点では、審査が通らない表現を含んでいます。その点はご了承ください。

 4つ目は、「時期・活動」にするというものですね。数年前に妊活応援サプリというものが出てきました。この表現は、活動期に対しての不足しがちな栄養をサポートしましょうという表現となっています。そのため、カラダへの作用を直接伝えているということでないと判断できます。それ以外にも成長期応援サプリなどのような商品もあるので「活動」にしたり「時期」にすることは一つの方向です。

 すべての商品がこの方法を取れるわけではないですが、上記の事例のように一般ワードとなっているものは消費者からもわかりやすく表現がしやすいと思います。

 今回で、大きくテクニックを4つ解説しました。

いちばん重要なことは、「何が言いたいのか」この部分をまず一回整理した上で、どのテクニックで回避できそうかと考えていくことが大事です。どんな商品においても、こういった言いたい表現を作った上で冷静に表現を見定めていき表示可能な表現に落とし込んでいくことが大切です。審査などでお困りの方はまずこういった整理をしていくことをおすすめいたします。

今回は景品表示法を意識した表現テクニックについてお話させていただきました。また別のコンテンツもご覧いただければと思います。

マジワン
この記事を書いた人
福岡のプランニングエージェンシー「マジワン」が運営するLABの管理人。 ダイレクトマーケティングコンサルタント/クリエイティブディレクター/プランナーとダイレクトマーケティングでの長い経験から、幅広くサポートします。 デジタルからオフライン、新規広告からCRM、そして商品開発と新しいアイディアを横断しながら実践しています。売上アップのための仮説と実証を繰り返しながら、マーケティングという社会実験を楽しんでいます。
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